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​徒然なるままに
​雲龍風虎

​うんりょうふうこ

双蘭算命学​オフィシャルブログ

雲龍風虎この世は似たもの同士が互いに惹きつけ合うもの。いつかの「想い」が誰かのためとなるように

​うんりょうふうこ

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  • 2022年9月16日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年11月20日


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すべての幸福は自己の本質の燃焼にあり

先日オンラインサロンのVIP会員さんの個別相談の中で、お子さんの気質に合わせた子育て方法についてのご質問を頂いていたので、詳細をお話しさせて頂いていたら




何となくそうしようと考えていたことが(わたしの方の提案と)数多く重なって不思議です、と結果的に物凄く喜んで頂けました




この、一人一人お子さんに合わせた子育て方法が、もの凄く重要なのは至極当然のお話ですが




お母さまの勘がいいと、大抵の場合、上手にお子さんの個性を汲み取りながら、背中を押してあげられるような環境を、自然と用意してあげられているようなことに繋がっていたりします





一方で、逆のパターンだと





つまり、親心で良かれとしてあげたことが、返ってこの子の人生を困難なものにさせてしまうケースが、世の中には数多く存在していて





この場合、大体約30歳から60蔵までの中年期(壮年期)に「自分らしくない人生」として燻りはじめ、人生の歯車が狂ってくるパターンになってしまうことに、、





どちらの場合も、それぞれに異なる「學び」ではありますが、人生はすべての活動の根源が「自分らしさ」を土台にしていて





その上に、仕事や趣味、結婚生活、経済的豊穣など、すべてが花を咲かせることが出来る構造になりますので





自分らしさと言う「自己の本質に沿ったエネルギー燃焼」こそが、人生の最重要項目と言うことができます





この時に、幼少の頃から自己の本質からズレた子育て方法により、本人の本質からズレたものを追い求めるように強いられたりと、気質と環境が「噛み合わない期間」が長期的なものになればなるほど





その様な本質からズレた状態が自分の「デフォルト/常態」になり、成人後に人生が困難になることが避けられなくなります





つまりこれは、自己の本質と環境にズレがある故に、人生に「不燃物」「付着物」が多くついているので、それを取り除いて、本来生まれ持った本質的なデフォルトに戻してあげるまでに、相当な時間と根気を要するようになるからです





そしてわたしたち現代人が多くの場合で、混迷してしまう、その根本的な理由として「目に見えないものを感じ、捉えていく力」が著しく低下しているからだと感じています





別の言葉で表現するならば「感性」とも言い換えられるでしょう





自己の心の声(潜在意識が教えてくれているサイン)に耳を傾ける能力が著しく低下しているということです





大切なものは目に見えない


算命学では、「霊魂」が所有する非物質である、先天的な「氣」と、物質である「肉体」の、この双方を繋ぐ第三の関所を「心」と言っています





この三者が三位一体の構造をしていると考えています





そう、心とはわたしたち東洋人が共通して認識する、自分の「気持ち」が湧き出る源泉の部分です





東洋思想では心を別名、心の臓「第六の臓器」として捉えていて、それは既に肉眼では捉えきれないものを捉えていく「天界に繋がる臓器」を意味しています





(大ヒット漫画『呪術開戦』の五条悟先生の六眼も立体五行説に基づく、六基点のこの原理と同様です)






つまり「心」を通して「気持ち」として、違和感だとか、憧れだとか、気持ちいいとか、心地良くないだとか「目で見えきれないものを伝えてくれる臓器」であると古代東洋人は考えた、ということです





算命学のような見えないものを、論理的な思考により解明する技術を生み出すことができたのは、古代の人々が「目に見えないものを捉えていく能力」が凄まじかったからです





「松果体」が発達していたからとも、言い換えることができますね(現代人はもの凄く小さくなってしまっているようです)





明治維新以降、西洋に追いつけ追い越せで、それまでの東洋人が培ってきた、大切に継承し続けてきた叡智を蔑ろにしたつけを、現代(いま)多くの場合で払っているように感じています





見えないものを捉えていくには、ある程度「訓練」が必要になってきますが、少しずつで自分の心の声に耳を済ませることを、是非習慣化してあげてみて下さい





すると、段々と日常の中で、無感覚で習慣してきたことに対して、次第に「違和感」を感じるようになったり





逆にそれまで気とめなかったことが、氣になり出し、氣づき始めるようになってくることが増えてくると思います





わたしたち現代人が習慣化してしまった「頭で考える」「常識」を一度、心でよく内観し、本当はどう感じているのか?





もっと自分の内なる声に耳を傾ける本当のSelf Love(自分を真に大切にしてあげる)をしてあげて欲しいと願っています





双蘭


 
 
 

更新日:2022年11月20日



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名誉を授けるは天にあって、人にあらず


先日、70年7ヶ月という英国史上最長の在位を務めあげたエリザベス女王が死去されました。

その96年の人生のほとんどを「国家君主」としての重責を担った人生ですが、多くの場合で「名誉」を授けるのは、人ではなく「天意」に依るものであり




それは、もはや人智を超えた「役割」がそうさせるのだという最近つくづく思う機会が重なっています



長い在任期間(首脳)や在位期間(皇位王位)は国に、良し悪しではなく、ある一定の安定化を与えるのは、古今東西の歴史をみても分かりやすいことですが




自分の在位や任期の長期化を望んだとしても、必ずしもそれが「与えられる」とは限らず、何故なら、それはすでに人為の範疇を超えたものの「意志」に依る采配だからです



最長の在位期間や在任期間などは、既にそのような偉業を成す一個人としての「役割」であり、その役割と名誉を授けるのは人ではなく天意なのです



一方で、その「名誉」を預かった後に、直ぐ亡くなるケースが少なく無く、算命学の御宗家も人生の肝煎の集大成書籍である『原典算命学大系』出版後、そして駒澤大学の博士号取得の後に 急逝(きゅうせい)されておられますし



先日お亡くなりになられました安倍元総理につきましても、戦後最長の総理大臣の任期の確定の後、あまり時間を空けずに亡くなっていることを鑑みても



人為的なものが介入する余地のない「歴代最長在位」などは、その大いなる「役割」の「恩恵」の裏側で「代償」として、余命があまり残されていない理(ことわり)がある共通点があります


歴代最長とはもはや本人の意志を超えた采配になるので、当人が望んでいたとしても、それが与えられるか否やというのは天意(宇宙の意志と采配)によるものですので




逆を言うと、エリザベス女王や安倍元総理、そして算命学御宗家にしろ、それは天が当人に与えた一世(いっせい)の「役割」だったことになります


以前、最期の様子などは算命学でも占技として簡単に導き出せる話をしましたが(→)生きている間に与えられた自己の役割を全うして燃焼し切ることの大切さを考えさせられる近頃です



わたしたちの人生は皆共通して一つの目的のために複数の役割や使命を背負って生まれており、一つは経験を通して永遠不滅の「魂の成長」をさせる、という目的のためです



二つ目は個別に与えられた個々の「役目役割」があり、人生のを通してその責務を全うさせる、燃焼させるという目的です



この二つの役割は万人共通と個人的なものという、陰陽の相対的な構図になっていて



運命は不確かで不確実と思われがちなのでが(半分は正解です)実はそうではなく、一定の規則の中で「変化」し物事が「連動」し合いながら繋がる「関連性」があり





関連性・規則性があるからこそ、そこを推測することが出来ると言い換えることができるわけです



では自分はどんな使命が与えられているのだろうか?という部分は長くなりそうですのでサロンにて解説していきたいと思います→




双蘭



 
 
 
  • 2022年9月9日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年9月21日




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壊したものの行方

以前、2022年8月(申月)は大きな「破壊」のエネルギーが回るため注意が必要との内容を、インスタグラムにて少しだけ触れたことがありました




というのも算命学でいうところの「天剋地冲-てんこくちちゅう」という、最大級の破壊現象が巡ったため、何かしらの「破壊現象」がわたしたちの社会にもたらされるため、前もって用心をしていたわけです



ちなみにこれは何も日本に限ったものではなく、時代の世相そのものであるため、世界規模の範囲になります



はて?日本において壊されたものは何だったのだろうか、としばらく考えた所、心当たりがあったのは最近の「カルト教団関連」の話題



今までの戦後何十年もの間、着実に政界との癒着を強め、裏側で国政を担う人物たちへの接触や影響力を浸透させてきた脅威の宗教集団と、大物政治家との癒着が思わぬ形で次々と露呈し



ある種今までの何十年に渡って蔓延し続けてきた「今までの体制」や「当たり前」が思わぬ形で「破壊」されるようになりました



通常の算命学の占技で人の運命を解析する際、この「壊す」ことや、逆に機会が「広がる」「伸びる」現象に大して、大まかな分野や事柄の特定は可能ですが




世相(時代)の場合は「壊す」ものの分野が多種多様にあるため、特定の項目を断定するには、ありとあらゆる業界への造詣と、現状業界が直面しているであろう問題の把握など




多岐に渡り相当な把握を必要とするため、ピンポイントで社会で起こり得るものを想定するのは、相当に難易度が高くなります


今回「破壊」されたものは「政界に蔓延る悪習慣」であり、当初わたしたちが危惧していたものとは良い意味で想定外のことでしたが


実際に「何を壊すか」ということは千差万別で、そこに良し悪しや優劣などは付けられないものです



そしてわたしたちの人生にも同様に、一定のサイクルを経てこの破壊現象がもたらされることがあります



算命学でいうところの月柱(げっちゅう)において、何かしらの破壊現象の類が巡る際は(対中/納音/天剋地冲/律音含む...etc)



非常にショッキングな出来事に見舞われやすくなります




それは月柱が「今現在の足元」や「立場」「家系」「方法」「丹田」を表す場所であり、そこが直接的に破壊されるため



自分の現在の「立場」だったり、頼りにしている「心の拠り所」であったり




時には身内(子や配偶者、心の拠り所にしている人)の死をもたらされてしまうことすら起こり得ますし




自分自身の心が頼りにする部分が「壊れる・崩れる」ということになり




今までの生き方を大きく方向転換せざるを得ない、苦しい境地に立たされることになり、どんな人にとっても相当に堪えるものです




誰の人生にも途方に暮れる出来事は、突然やってくるものですが(本当のことを言うと突然ではなく、見えないところで因果は蓄積している)



わたしは算命学を學び進める中で、心して氣をつけるようになったことがあります




変えられるものを変えていく勇気、変えられないものを受け入れる強さ



それはなるべく心の拠り所だとか、現状の安心に依存するとか、心の支えを固有のものに(依存的に)見出さないという姿勢です





無意識のうちに心の拠り所にするのがわたしたち人間ですが、そういうものをなるべく作らないような心づもりをするようになりました




人生に対して「絶対こうでなければならない」だとか「これが絶対に必要不可欠」だとか特定の心の拠り所や安心を作らないことで、「自立する心」を養い育て




後天的に巡る時運がたとえ壊れていくものであったとしても、無くしたり壊れていくものに固執しない、壊れていく状況をそのままに順応していけるような心の状態への準備のようなものです



逆にいうと、それは壊れていくもの、失うもことへの恐怖心ゆえでもありますが、こうでなければならないと思っているものが壊れ、失ってもなおそれを受けいられない姿の方が、個人的には生き方として耐え難さを感じるからです




後転運で月柱に破壊現象(散)が巡れば、往々にして自分の「心の拠り所」との決別が余儀なくされ大変苦しいものです




ならば、日頃から精神的物理的にも「自立」することを目指し、どんなことに遭遇したとしても、そこから學び順応して越えていける生き方こそが、「破壊現象」への最大の防御となりえるからです




心の拠り所と言えば、、、冒頭のカルト集団や、何かしら極端な経典に支配的に外圧を加えられた世の中の宗教に対して信仰を見出すよりも





わたしたちは自分の内なるものと対峙し、自立する生き方を育てて生きたいものですね




わたしたちに



変えられるものを変えていく勇気

そして、変えられないものを受け入れる強さを与えて下さい




オンラインサロン 天意堂ではコラムや一部のセミナー動画、限定YouTube動画なども配信しています


 
 
 

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