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徒然なるままに
雲龍風虎

​うんりょうふうこ

​双蘭算命学オフィシャルブログ

『雲龍風虎この世は似たもの同士が互いに惹きつけ合うもの。いつかの「想い」が誰かのためとなるように

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  • 執筆者の写真双蘭

「天中殺」自分らしさが「美」にならない世界

更新日:3月9日




天中殺は「結果」が伴わない人生の冬の時期

2023年はいよいよ寅卯天中殺の2年目に突入しましたね

天中殺は2年目の方が天中殺現象がハッキリと出現するという法則性があり、この法則にもれず、近頃寅卯天中殺の方からのご相談が増えてきました



6種類ある天中殺グループは生年月日が該当する生まれた日の干支(日干)により導き出されるので、基本的に「西方=日干支」が持つ意味合い全般が中殺現象に遭うことになります


つまり西方=日干とは「現実の成果結果」にならず「結果の世界が形にならない」ということです

「日干」から導き出されるということは加えて、もともと自分が所有する「日干」の五行が天中殺の作用を大きく受けることで(=通常ある枠のリミッターが外れる)


本来の自分自身の「枠」が外れることの先において、「結果物事が美とならない」「良好な結果にならない」という現実がもたらされるということ他なりません


この時「日干」の五行が何か?ということの先に、天中殺現象を大いにもたらすことになりかねない危険をはらんでいるわけです

日干が「甲木」であれば何かしら「我を張った」「自分を貫いた」「さらに高みを目指した」果てに天中殺現象に向かったり、


乙木」であれば「周囲と歩調を合わせた」「人の意見に耳を傾けた」「長い物に巻かれた」「時代の主流に乗った」先において天中殺現象に向かったり、

丙火」であれば無意識に自分が放った言葉に端を発し「物事の火種」をもたらしたり(自覚なし)いつもであれば言い過ぎないのに思わず放った言葉が原因で勃発してみたり、


丁火」であれば、普段では良い方向へ物事を運ぶ「感性の良さ」が、個人的な感受性が際限なく広がった先において大局的な視点を大く欠き「執念深く」なってしまい天中殺現象に向かうことになったり、

戊土」であれば、何かを「引き寄せる」という「引力本能」の末に、あるいは「土性」のお金愛情や人に良かれと思って優しくしてあげたことの先に、天中殺の波乱がもたらされたり、


己土」であれば、コツコツ積み重ねて来た関係性や物事の先に、人情を大切ににた先の結果、それが「積み木崩し」に遭ったり

庚金」であれば、目的に向かって果敢に行動した先において、その行動力が天中殺現象を誘発するトリガーになったり

辛金」であれば「きちんと、しっかり」した形式にこだわり過ぎるあまり、あるいは「メンツ」に執着した先に人との争いや不協和音に発展したり

壬水」であれば「行動した」あるいは「考えを巡らせた」「新たな情報を取り込んだ」ことの先において何かしら天中殺現象を誘発したり

癸水」身内や親族、親しい間柄の中で、良かれと思って面倒をみた、干渉した先において、何かしら天中殺現象を誘発したりという様子です

つまり、これらのことは通常であればすべて本人の魅力であり、特徴であり、良さでもある「自分自身」そのものが、そもそも天中殺現象のトリガーになり得るということです

通常の「自分らしさ」の世界が、逆にここが天中殺の悪さとなり得る危険を孕(はら)むのが、後天的な天中殺期間の特徴ですね

わたし個人としては自分の年の天中殺(2年間)の天中殺に「本来自分の美徳や魅力」がことごとくすべて悪い方に転がった経験をした先に



「日干=西方=物事の結果の世界」が中殺を受けることの真意に、心底理解が至った経験があります

結果の世界(西方=日干)が天中殺の先に「自分らしさの果て」が「美」にならないという経験を経て、わたしたちは「お陰様の世界」を真に理解することが天中殺の価値と意味ですね



わたしも人として一回りも二回りも成長させてもらったのが天中殺です

怖がり過ぎることなくその奥にある「人生の真意」を探してみると思わぬ「宝物」が眠っているはずです


双蘭


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