わたしたちの人生や社会では諸々の事柄が日々起こるものです
一見して全く無関係な事柄のように思われることも、ことの本質をよくよく精査してみると「同じ型」が幾度となく繰り返されていることが往々にしてあります
例えば親の代で流行っていたファッションが、30年ほどしてまた子どもの代で流行ってみたり
自分が相手にしでかしたことが、回り回って自分に「還って」きたり
困っている人を放っておけない人が、窮地に陥った時にどこからか必ず救いの手が差し伸べられるように
人のことを散々悪く言っている人が、周り回って多くの人から悪く言われ、人生が先細り(輝かしい未来が淘汰される)していくように
太陽が東から昇り、西に沈むように
生命(いのち)が生まれ、また大地へと還るように(死)
一般的にこれらの「事柄」は、それぞれが個別の関連性のない事象だと思われるかも知れませんが
算命学を學ぶ人や、世の中の真理を本能的に知覚できている人は、これからの現象の「すべて」が同じ構造と法則性によってもたらされていることが理解出来ることと思います
これが宇宙が「フラクタル」であり、小を見ればそれを裏側で貫いている「大いなる法則性」に理解が及ぶことであり
そこに理解がおよべば、自ずとその先が「視える」と言うのが算命学の技術の根本であり
おおよそ東洋思想はこのように「宇宙の構造」に言及する「學問」であると言えるのでないでしょうか
算命学は人の運命、人生を前もって予測できる古代東洋における技術を「すべて」網羅する運命学です、が、元々は「思想学」という姿があります
この「宇宙の構造」を思想的に紐解き、それを実際の暦術(暦や天文学)や技法によって立証する技術を積み上げてきたところに、算命学が算命学たる所以があります
「宇宙の構造」を思想的(東洋思想)および技術的(暦学/占技)に知ることが、結果的に宇宙の範囲内に生きる「一産物」である人間にも自ずと応用できるであろうと考えたのが、東洋思想強いては算命学の原点です
冒頭のそれぞれ異なる事象は、宇宙の構造から見れば、ただ「一つ」の法則が「構造」として、然りと背景に貫かれており
それが無数の「枝葉」に現象化した姿だと見透すことが出来るわけです
さてこの「構造」とは一体何でしょうか?
それは、この世が環状的な「円環の構造」をしているということです
"What goes around comes around."
(自分が巻いた種子を刈り取るのはあなた)
これが万物が「宇宙の構造」を踏襲する「フラクタル」です
(追伸:
そう言えば、いよいよ今月12月中には予てより宣言しておりました、Eラーニングの算命学教室の募集をしていきますので、また詳細は告知させて頂きます。必要な「ご縁」(円の構造)が宇宙の構造のごとく、四方八方から繋がることを楽しみにしています♪)
双蘭
【写真】
@銀座のLVカフェにて。宇宙の構造に倣う、本質をつくものは目を惹きます。並列的に存在する個別の宇宙。それぞれが「次元」の階層を織り成している姿。ついつい、こういうのは見入ってしまいます。
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