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徒然なるままに
雲龍風虎

​うんりょうふうこ

​双蘭算命学オフィシャルブログ

『雲龍風虎この世は似たもの同士が互いに惹きつけ合うもの。いつかの「想い」が誰かのためとなるように

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  • 執筆者の写真双蘭

東洋思想と『鬼滅の刃』-煉獄杏寿郎と鬼の決闘シーン解説

更新日:2022年9月9日

心燃やせ 














先日は東京や関東圏でも

珍しく雪が降り



一夜開けてみれば

大混乱だった様子ですね



皆さんは大丈夫でしたでしょうか?



さて今回は

わたしが運営しております




限定記事の一部を

皆さんにもご紹介させて頂こうと思います



サロン内にて前回





全神全霊の人生と

半神半鬼(半信半疑)の

お話をお送りしたことに付随して



※上記はサロン限定投稿となります





今回は世界中で

社会現象を巻き起こした




大人気マンガ・アニメの

『鬼滅の刃』- 無限列車編





東洋思想の観点から

解説してまいります





空前の『鬼滅の刃』人気もあって

鬼や柱、呼吸法や全集中など



鬼滅の物語で使われる

キラーフレーズを日常生活でも

耳にすることが増えました



そもそもとは

とはなんなんでしょうか?



これをお読みいただくと

コラム前半では神と鬼の意味



後半では『鬼滅の刃』の

柱と鬼の意味



『鬼滅の刃- 無限列車編』の




煉獄杏寿郎と上弦の鬼との

闘いに理解が及ぶこととなり





皆さんの人生が分かれていく

〈分岐点〉になるかもしれません



東洋思想では切っても切れない

神と鬼の性質について



その思想の一端を

ご紹介していきます





神とは鬼とは



そもそも神とは

東洋思想では

人智を遥かに凌駕した



万物のすべての

この宇宙の創造の根源のことです



それは自然界や

わたしたち人間の生活の隅々に

垣間見ることができる




法則であり仕組みの

根源のことです




広義的な意味での東洋思想で

お答えしましたが



これが宗教になると

それぞれ擬人化した対象に

信仰を向けることなります



仏教はお釈迦様





道教は老子 

※老子の死後大幅に時代が下った後に

人々により信仰化





儒教は孔子 

※孔子の死後弟子たちにより信仰化





神道は天照大神と

『古事記』の八百万の神々の

日本固有の信仰



などなどです



わたしが専門とする算命学は

考古学的見解では

古代中国の殷時代




その十干という宇宙の

空間把握の思想の発祥を

確認することができます



その特徴として

この世の森羅万象のすべてが




神の創造物であり

神の意思であるという

思想哲学から



特定の擬人化した

信仰対象を持つことなく




約3500年の年月の中で

発展と継承を繰り返してきました



そのため神とは前述の通り

創造の根源でもあり




反対に険しい自然の

天変地異をもたらし 


 


生命の淘汰(死)と破壊をも司る

脅威そのものでもありました



つまり天は

宇宙は神でもあり




時として

悪魔にもなり得たのです



この辺が仏教で言うところの

御不動さん的な考え

とでも言いましょうか



そして実は神は




わたしたちを取り巻く大宇宙の

外的なもののすべて



そして自分の内的な

世界にも同時に存在する

小宇宙でもあるため



人生に起こるすべての事柄を

神の意志〉として受け止め




生ているうちに自分の心を

神の完全・完璧な秩序に




少しでも近づける様に

研磨していくというのが



算命学のもっている思想であり




またこれは仏教やその他の

東洋の信仰の根源となっています


ではこれと対となる存在として

一体、鬼とはなんなのでしょうか?






全神全霊と半神半鬼の人生


実は鬼という漢字は

古代中国の殷王朝




亀の甲らに文字が彫ってある

漢字の起源となる甲骨文字に



既にその姿をみることができます


つまり鬼とは




約3500年も以上も前から

古代東洋人が持つ概念と言えます



そしてもう一つ重要なのは




この鬼という文字は

同じ甲骨文字である




(こう)と

(おつ)という



2つの甲骨文字が

組み合わさったものと言われています



わたしのセミナーに

ご参加いただいている方は

既にご存知の方も

いらっしゃると思いますが


この甲・乙

という甲骨文字は




東洋の運命学全体の

根幹を担う概念であり



今日わたしたちは契約書にて



甲・乙という甲骨文字を

確認することができます



これは

甲- こう /わたし

乙- おつ/あなた・ わたし以外のすべて


という意味であり

これを自然界で表すと



甲- 樹木

乙- 草花(樹木以外のすべての植物)



の意味があります





鬼となる心



つまり鬼とは?




わたちたち人間そのもの

表現しています



鬼とはわたしたちが




〈半信半疑〉

半神半鬼





で生きる状態から生まれる

自分と自分以外に向けられる




妬み嫉み

羨ましさ

恨めしさ

疑念

憎悪

恐怖

無念さ





浮かばれない気持ちの数々が

鬼という形相を伴っていく様のことです




この辺りを上手く

表現されているのが

『鬼滅の刃』であり




物語中に出てくる鬼は必ず



人間の頃の怨みや

認めてもらえなかった無念さ




愛されたかったのに

愛されなかった憎悪





欲を必要以上に貪る心(貪欲)




満たされなかった欲求




など執着がすべての鬼の

背後に描かれています



この辺りが作者の秀逸さであり



東洋思想の専門家が見ても

忠実に表現されていることに

感銘させられますし




知らずともわたしたち日本人の

DNAの中に染み付いた琴線に触れ




東洋人の心に染み入るわけです




そして『鬼滅の刃』物語中に

出てくるあるワンシーンが




正にこの神と一体となる

全神全霊の生き方




これと陰陽真逆の

対になる生き方




真っ向から打つかり合う

シーンがあります



それは『鬼滅の刃』

- 無限列車編 - で見られる



炎柱である煉獄杏寿郎

上弦の參の鬼との決闘シーンです




煉獄杏寿郎の

その類稀なる能力を

認めた上弦の鬼が




"人間でいるのは勿体ない

鬼にならないか?鬼になろう"