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徒然なるままに
雲龍風虎

​うんりょうふうこ

​双蘭算命学オフィシャルブログ

『雲龍風虎この世は似たもの同士が互いに惹きつけ合うもの。いつかの「想い」が誰かのためとなるように

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執筆者の写真双蘭

死して北方に還帰(かえ)る話

更新日:2022年11月23日





先日、日本中に衝撃をもたらした

安倍元総理の銃撃事件




わたしも衝撃を覚え

事件直後はその出来事にショックで

色んな意味で失意していました




それはショッキングな

出来事であったのはもちろんのこと




日本という国がいよいよ本格的に

不穏で危険なフェーズに突入したのを

本能的に察知したからなのかも知れません




算命学で診る限り

安倍元総理のこの件に関しては

色々複雑でして




「業-ごう」による因縁や生前の生き方

そこに加え北方(禄存)が極端に極まった現象など





複雑な化学反応が絡み合っているのが見受けられますがいかがでしょうか




今回の件は一見判りにくく

算命学上級者以上の方でないと

紐解きがかなり難解かと思われますので




少し折りを見て

この件は別途解説したいと思います

(解説動画はこちら)




さて今回は

そんな誰しもに訪れる「死」について




実は算命学を

ある段階まで本格的に學ぶと




死期というものに

大方予想がつくような技術を

会得するものです




だからと言ってそれを

相手や第三者に言うのは

ご法度となります




そのような形で相手を

不安に貶めたなら最後




自分自身が「返気」に遭って

目に見えない因縁を結びかねません




相手に何かしらの

影響を及ぼそうとするのなら




及ぼすと同時に「自分が受け取る」

もう一方の世界を考慮しなければなりません




(これが「一極二元」の宇宙の法則)




これが物事の道理であり

算命学は宇宙の道理を

把握する技術ですので




算命学の担い手がこの様な基本的な

道理を無視することは





大局的に見て結局は

自身の破綻をもたらしかねません





算命学の担い手とは

この様に双方の世界に理解と造詣を

深めながら人に寄り添い

相手の明日を活かす(照らす)道を

示唆することができなければ





本当の意味で算命学の意義を

発揮しているとは言えません





そんな人の死についても

時に推命を及ばせる算命学ですが





実は算命学の高尾義政宗家も

自身の死期を悟っていたことと思います

(理由は後半へ)






ご宗家は生前

算命学が後世にきちんとした形で

受け継がれるには 





正当な學問としての礎を築くことが

必須であると考えられ





算命学の正式な學問としての

確立を目指され

自身の博士号取得に挑まれました





ご宗家を信望されていた

多くの政治家や宗教関係者の支援も

厚かったことも功を奏したのか

しなかったのかは不明ですが





1990年(平成2年)5月29日

駒沢大学にてご宗家執筆の博士論文が

正式に文学博士として

内定されることになります




つまりこの時十分に

権威性」を発揮されたわけですね

(ここが後に重要になります)




逆を言うとご宗家は既にこの時点で

もう自分は長くないと死期を悟っておられたのではないかと推測することができます





(そして内定の連絡を受けた日の夜に、祝賀のディナーにホテルオークラに奥様と向かわれ、帰宅後倒れられたと聞いております)





1990年6月1日享年48歳

あまりにも若すぎる最期でありますが

正にご宗家らしい最後でないでしょうか





ここでようやく今回の

「死して北方に還帰る」お話なのですが





前述しました

算命学をある程度の段階まで學ぶ者なら

死期への推測はもちろんのこと





どの様な最期を迎えるのか

大方、理解することが可能です

(この部分はさほど難しくない技術です)





ご宗家は主星が牽牛星

(堅実エリートの星)

そして北方も同じく牽牛星の方なので





つまり人生の最期(北方)は牽牛的な

名誉名声を預かっての死」に

なりやすいと言うことができます





端的に言うと

亡くなる前に何かしら表彰されたり

権威を預かったり

社会的な地位を確立したり

周囲から認められての死を遂げる傾向にあり





逆を言うと

とてつも無い名誉名声を受けると

もう現世に思い残すことがなく

亡くなりやすいと換言することができるんですね





だからこそ

ご宗家にピッタリの最期ですし

逆に博士号が内定した時点で

ご本人は死期を悟ったと

言えるのではないでしょうか





何とも神秘的で

不思議に思われるかも知れませんが

この宇宙の道理どおりに生きてさえいれば





道理に順じてその様な最期が

適っているんですね





実はかく言うわたしも

主星も北方もご宗家と同じ配列でして




確かに振り返ってみると

人生を通して表彰やコンクール受賞やら

何かしら権威性のある先生や、諸先輩方にもご縁を頂けていたりと




知らずうちに

この星の配列特有の世界を

享受していたかもしれません





そんなこんなでわたしはあまり早く

あちら側へ逝かない様に

出来るだけ志は高く持っておく必要がありそうです(笑)





(わたしの一番大好きな映画が『グラディエーター』と言うのも、正にこの北方が牽牛星らしい理想の死生観を表しています)





とある一つの村において評判になるのも

何かしらの国家権力からの認定や褒賞受賞も

世界に認められるほどの名声を預かるのも

それぞれスケールにこそ違いはあれど

正にこの北方が牽牛星の世界観です





世界に認められるほどの名声と言えば

この度の安倍さんの最期も

後転運で巡るエネルギーは

7月が牽牛星ですので





2022年7月の最期は

名誉を預かっての最後となり




国葬扱いになったことや

世界のVIPから訃報を惜しまれたり




アメリカの有名雑誌であるTIME誌の

次号表紙を飾ると言う

異例の扱いに至った理由も

これが正に「北方牽牛星」の世界であり





2022年7月に亡くなってこその

牽牛星的な称賛のされ方と言え

時違えばこの様な送り方はされません




(安倍さんは北方牽牛星ではありません。北方禄存星が、後天的に巡る7月の牽牛星に循環し、牽牛星が極まるという意味)





北方に牽牛星お持ちの方は

志高く待ち一流の師について學んだり

(長い時間の中で能力を研磨する必要あり)





何かしら権威性のある習い事をしたり

學問を学ばれることをお勧めします





自分らしく生きていれば

自然とその様になっているはずですが





ここに相違がある場合

何も評価を得られない場合

人生は長寿になると言われています





然り生き方を

心したいものです




双蘭

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