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​徒然なるままに
​雲龍風虎

​うんりょうふうこ

双蘭算命学​オフィシャルブログ

雲龍風虎この世は似たもの同士が互いに惹きつけ合うもの。いつかの「想い」が誰かのためとなるように

​うんりょうふうこ

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  • 2022年12月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年2月9日


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わたしたちの人生や社会では諸々の事柄が日々起こるものです





一見して全く無関係な事柄のように思われることも、ことの本質をよくよく精査してみると「同じ型」が幾度となく繰り返されていることが往々にしてあります





例えば親の代で流行っていたファッションが、30年ほどしてまた子どもの代で流行ってみたり





自分が相手にしでかしたことが、回り回って自分に「還って」きたり





困っている人を放っておけない人が、窮地に陥った時にどこからか必ず救いの手が差し伸べられるように





人のことを散々悪く言っている人が、周り回って多くの人から悪く言われ、人生が先細り(輝かしい未来が淘汰される)していくように





太陽が東から昇り、西に沈むように





生命(いのち)が生まれ、また大地へと還るように(死)






一般的にこれらの「事柄」は、それぞれが個別の関連性のない事象だと思われるかも知れませんが






算命学を學ぶ人や、世の中の真理を本能的に知覚できている人は、これからの現象の「すべて」が同じ構造と法則性によってもたらされていることが理解出来ることと思います






これが宇宙が「フラクタル」であり、小を見ればそれを裏側で貫いている「大いなる法則性」に理解が及ぶことであり





そこに理解がおよべば、自ずとその先が「視える」と言うのが算命学の技術の根本であり






おおよそ東洋思想はこのように「宇宙の構造」に言及する「學問」であると言えるのでないでしょうか





算命学は人の運命、人生を前もって予測できる古代東洋における技術を「すべて」網羅する運命学です、が、元々は「思想学」という姿があります





この「宇宙の構造」を思想的に紐解き、それを実際の暦術(暦や天文学)や技法によって立証する技術を積み上げてきたところに、算命学が算命学たる所以があります






「宇宙の構造」を思想的(東洋思想)および技術的(暦学/占技)に知ることが、結果的に宇宙の範囲内に生きる「一産物」である人間にも自ずと応用できるであろうと考えたのが、東洋思想強いては算命学の原点です






冒頭のそれぞれ異なる事象は、宇宙の構造から見れば、ただ「一つ」の法則が「構造」として、然りと背景に貫かれており





それが無数の「枝葉」に現象化した姿だと見透すことが出来るわけです






さてこの「構造」とは一体何でしょうか?






それは、この世が環状的な「円環の構造」をしているということです






"What goes around comes around."

(自分が巻いた種子を刈り取るのはあなた)







これが万物が「宇宙の構造」を踏襲する「フラクタル」です







(追伸:

そう言えば、いよいよ今月12月中には予てより宣言しておりました、Eラーニングの算命学教室の募集をしていきますので、また詳細は告知させて頂きます。必要な「ご縁」(円の構造)が宇宙の構造のごとく、四方八方から繋がることを楽しみにしています♪)





双蘭




【写真】

@銀座のLVカフェにて。宇宙の構造に倣う、本質をつくものは目を惹きます。並列的に存在する個別の宇宙。それぞれが「次元」の階層を織り成している姿。ついつい、こういうのは見入ってしまいます。


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  • 2022年11月21日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年12月8日


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日々わたしが日課にしていることは、ご宗家(第十三代宗家・高尾義政氏)が生涯の集大成としてまとめ上げられた『原典算命学大系全11巻』を少しずつ読み進めることです


算命学は運命学としての認知がありますが、本来その姿は「思想哲学」であり「宇宙の構造」を紐解くことが、結果的に人の運命や人生に応用しえると歴史的に実践活用され、今日の運命學の姿となります


大凡、その「実践活用」が具体的に集大成化されたのが、中国の「春秋戦国時代」であり、そんな算命学(万象学)のルーツは今から約3500年から4000年前の古代中国の「殷-いん」王朝まで遡ることになり...





そんな目も眩むほどの「悠久」の時を超え、現代のわたしの人生にまで脈々と継承されてきた算命学ですが




個人的にはわたしの算命学の學びが格段深く大きいものとなったのも、数年前よりこの御宗家の『原典』を読むようになってからというもの



正に算命学を(本気で)學ぶ方には是非とも読んでいただきたいのが、この御宗家の『原典』であり、正に他に類を見ない「別格」と言った感想です




(無論、沢山の算命学の素晴らしい諸先生方がおられますが、それもそもそも御宗家あっての今日の算命学です)


「別格」ゆえに、算命学の學びが「ある程度」深まった際に、原典に縁がありお読みになられた経験のある方は、わたしのこの言葉の意味が解る方がいらっしゃるのでは?と思います


算命学の「入り口」に立つ3年未満で読まれてみても、やや難解な部分が多いゆえ、ある程度の「型」をお教室で身につけた後に原典の「玄妙な道」に進まれることをお勧めしますし(玄子の理解への第一歩)




御宗家の書物がレベル違いで算命学の原理構造部分に理解をもたらし「善き道標」「人生の友」になってくれることと思います


とはいうものの…現在は残念ながら入手困難ですので、縁モノみたいな形にはなってしまいますが、わたしも人生のどこかのタイミングで??ご縁のある方に原典の學びを共有する「原典研究会」的な活動をしていきたいと(長い目で)考えています


さて、算命学は徹頭徹尾「理論」からなる歴とした學問です



どんな學問?と聞かれれば前述の通り「宇宙の構造図」を思想的および学術的に紐解いた「宇宙の真理の集大成」の學問です



宇宙は常に「フラクタル」ですし、宇宙の構造が解るとそれをそのまま人間に当てはめることができると考え出したのが、恐るべき古代東洋人の智慧深さと第六感ではないでしょうか?


西洋科学史で最近(ほんの百年の間)に「フラクタル」という構造を紐解くに至りましたが、古代東洋人はこれを遥か4000年前に「思想的」に行き着いていて


学術的および天文学技術的にも、この「立証」に心血を注いだという正に古代東洋の地の結晶が算命学の姿となります


古代東洋人は大宇宙に対し「人間小宇宙」と古の人たちは考えたのです



(ダヴィンチはこれを逆向きに捉え「小」を以って、大いなる宇宙の構造の解明に向かったのと全く同じです)



人間の存在も「宇宙の一角」という宇宙の範囲内に限定されているわけですから、これ即ち「宇宙の構造」の範囲内であり




宇宙の構造(法則)を導き出すことができるならば、人間の運命や人生という不思議に思われる現象事象に対しても宇宙の法則性によって応用・解明することが可能だと考えたところに



東洋を発祥とするすべての占いの類、そして学術的な「運命學」が存在しています



ここをわたしという一人の人間の人生の範囲内で咀嚼しようと、参加させて頂くわけですから「巨人の方の上に…」という世界観を日々実感するところです


(巨人の方の上:先人の積み重ねてきた知性と発見の上に立ち自ら新たに発見するを目指す)



それもわたしの運命の因果でしょうし『原典』と向き合う中で、然り役目を全うしていきたい日々です





双蘭


 
 
 
  • 2022年11月19日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年2月9日


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以前オフィシャルブログにて、安倍元総理とエリザベス女王がお亡くなられた事柄に触れた際「一つの時代の終わり」を感じる、と言ったことがありました


近頃のイーロンマスク氏によるTwitter社買収と、それに伴う大量リストラや、Facebookで知られるメタ社(現メタバース社)の業績不振と株価暴落、ジェフべゾフ氏率いるAmazonの過剰な事業投資に見合わない業績不振、それに伴う大量リストラなど




飛ぶ鳥を落とす、破竹の勢いのGAFAやシリコンバレーの猛者たちですら苦戦し始めてきた現象に、確実な時代の「呼吸」を感じる近頃です




「呼吸」といったのは、宇宙の仕組みである「陰陽」であり、成長と痛みであり、阿吽であり、緩急、強弱、という宇宙の完璧なリズムを暗に言いたいからです



つまり、時代も業績も、人々のニーズも絶えず多様に変化し続け、止まることがないのがそもそもこの宇宙の「仕組み」ですし


むしろ「変化」が環状的で普遍的なこの宇宙の理ですので、わたしたちが自分たちの生活に「安定感」を望むのであれば、安定的に「柔軟に対応」していく他、術がないということを意味しています



だからこそ古の賢者である老子などは「強いものが勝つのではなく、柔軟なものが最後には勝つ」「むしろ戦わないものが勝つ」と説いてこられました



わたしたちは従来、生物的に「生存本能」があるため「変化を好まない」「安定」を望む生き物ですし、わたしも変化に富みすぎる人生は疲れるので是非とも遠慮したいものです(笑)



しかしその一方で、「安定」に固執し続け、時代や環境やニーズの「変化」を見すごしたまま、対応できずにいると、わたしたちが固執する「安定」と「現実」に大きな乖離(かいり)が生まれ


この乖離がすなわち、

別の言い方をすると「アンバランス」という宇宙の道理からズレたものとなるため、現実が立ち行かなくなってくる、徐々に(現実が)破綻していく、時代に置いていかれる…ことになり




その結果として、現実の経済活動や生き方の手段や取捨選択が非常に狭い範囲に「限定」されてしまうことになります





(算命学の「軍略」で見ますと、

ただいま「裏鬼門現象」へ向かう時代の移行期ですし、そもそも今の時代は「天干方位金行」「地支方位天軸」突入の時代ですから、万物の『淘汰』が大きく働く時代になります)




ただいまサロンにて→()現代(いま)がなんでこんなにも歪になってしまったのか?という「原理構造」と、そしてわたしたちの「社会的価値」と「存在価値」について算命学でいうところの『価値論』からお話ししています





西欧文化を尊び、古の智慧深い東洋思想を生活から切り離してきた「結果」を、わたしたち日本人みなで刈り取っているなと感じる近頃です





「平和と安住」に支えられた

一時代の確かな終焉を感じますよね




双蘭


 
 
 

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